仕事をしている中でいつの間にか緊張してしまっている時があります。大事な商談の前ならそうなるだろうし、重い荷物を持っているだけでもそうなるものです。
ただ、顔が緊張のため強張っていると第一印象が悪くなってしまいますので、顔の緊張をとる方法を知っておいたほうが良いでしょう。
ここではちょっとした隙間にできる顔のストレッチについて。
顔のストレッチといっても、特別なことをする訳ではなく大きく口を開けたり、目を見開いたりぎゅっと閉じたりしながら色々と変顔をすることです。
顔のストレッチを行う上で意外と穴場なのは、電車のつり革を持って窓の方を見ているときです。後ろや横の人からは見えないし、前に座っている人はスマホを見るなど下を向いていることが多いので変顔をしても見られることはありません。(ただし夜や地下鉄の場合は窓に顔が写るのでNG)。
変顔以外の各部位のストレッチ方法
耳のストレッチ
両耳を横に引っ張ったり、餃子をつくったり、縦に押し潰したりしながら、耳だけでなく耳の周りの筋肉も一緒に動かす。 耳が緩むだけで体全体の緊張が緩むので、時間のないときは耳のストレッチをするだけでも十分に効果があります。
目のストレッチ
指を顔の前で動かし、その指を目で追うようにしてぐるぐるとゆっくりと眼球を動かす。
また、なかなか自覚されないが、目の周りの筋肉特にまぶたの筋肉も緊張していることが多い。これらの箇所を軽く触れながらマッサージをする。
鼻のストレッチ
手で隠しながら、豚の鼻にしたり、小鼻を指で押し潰したりする。そのほか、眉間の下部分や鼻の横の部分は凝り固まっていることがあるので指でマッサージを行う。 これらの部分が凝り固まっていると素の表情に戻ったときでもしかめ面をしているように見えてしまう。
口のストレッチ
両手で口を隠しながら顔だけでなく、首・頭の筋肉まで動かすつもりで「ア・イ・ウ・エ・オ」と口を大きくうごかす。この時、下顎は筋肉でぶら下がっているだけなので、噛み合わせが悪かったりすると、顔の筋肉のバランスが崩れ左右に歪んでしまう。口を大きく開ける場合には左右の開き方に意識を向ける。 また、最近はストレスなどが原因で口を大きく開くことできない人が多いいという。本来、口は指を4本縦にして入るまで開くことができる。無理をしないように少しずつ大きく開けられるようにしていくべきである。
舌のストレッチ
舌は内臓の出先機関であるので、舌のストレッチは内臓をリラックスさせ直感力を良くする。また滑舌をよくするという意味でも重要。あかんべーをする要領で舌を突き出したり、口の中で巻いたりしながら舌を大きく動かす。 また、上顎にべたーとつけた状態が本来の舌の位置である。できない人は舌の筋肉が緊張し固まってしまっている。
首のストレッチ
いうまでもなく、ぐるぐる回したり、左右にねじったりして首の緊張をほぐす。この時、顔を動かした方向とは逆の方向に目を向けると可動域が広がる。首を右に捻ったのなら、首を右に向けたまま両目の眼球を左に動かすと、もう少し首は捻ることができる。